筆者について

筆者について

障害やLGBTなどのマイノリティのことについて意見をすると「お前は当事者か?ちゃんと病院で検査を受けたのか?境界知能じゃないだろ?」と不幸自慢をする人が多いのでキチンと書いておきます。

1994年生まれの男性です。男の身体に生まれ、心の性別は男、恋愛対象は女性のみ。

大学・大学院で修士号を取得し2018年に地方新聞社に就職しました。2020年頃に人事異動をきっかけに適応障害になり休職、2022年までフレックスを活用し仕事をしていましたが、11月をもって退職しました。その間、双極性障害と誤診されて薬を2年ほど飲み地獄の日々を過ごしていました。2021年に転院先の医者に誤診を指摘され発達障害(ASD/ADHD)由来の二次障害だと判明。

ASDは過集中の傾向があるようですが、僕はADHDの多動性と打ち消しあっているのか集中力がありません。衝動的で多動的である一方、ASDゆえのこだわりが強くすぐに壁にぶち当たります。融通が利きません。三日坊主で終わったことが数えられないくらいあります。貯金ができず、毎日その日暮らしです。スマホ本体や奨学金など最低限のローン(借金)はありますが、サラ金からお金を借りるほどではありません。ギャンブルやアルコール、薬物依存になったことは一度もありません。

~発達障害の検査結果~

2021年に検査を受けました。

項目は、「MMPI」「SCT」「WAIS-III」「MSPA/ADI-R/CAADID」。

IQは最も高い項目で105、低い項目が94でした。

独り言(驚いたり、動揺を口に出すなどノンバーバルな表現)が多い、課題が中盤に差し掛かってから題意を確認する、問題を読み終わる前に回答する、ストーリーを話しながらカードを並び替えるなど衝動性が高さが見られた。物語理解の課題だけ突出して点数が低く社会的な文脈が読み取れない。幼い頃から集団適応力がない。

「集団適応能力」「こだわり」「感覚」「粗大運動」「衝動性」「睡眠リズム」が要支援。「コミュニケーション」「共感性」「多動性」が要配慮。他にも色々ありますが、以上の結果からASDとADHDの混合型であると診断されました。